
付録A

1.3 本書の適用範囲
本書で定義及び引用されるVHFディジタル・リンク(VDL)の標準及び勧告方式(SARPs)は、航空通信ネットワーク(ATN)の中で運用するすべての航空VHFディジタル通信システムに適用するものとする。
1.4 無線機チャネル及び機能チャネル
1.4.1 機上局無線周波数帯域
VDLシステムの機上無線機は、コマンド受信から100msec以内に118.000MHzから136.975MHzの範囲の760チャネル(25kHz幅)のいずれのチャネルにも同調できるものとする。
1.4.2 地上局祭線周波数帯域
地上無線機は、1.4.1項で示された帯域内の割当チャネルで作動できるものとする。
1.4.3 コモン・シグナリング・チャネル
136.975MHzの周波数は、何らかのVDLサービスを知らせるため、モード2/CSMAを使用する世界的なコモン・シグナリング・チャネル(CSC)として使用されるものとする。
1.5 システム能力
VDL通信機能は、1.5.1項から1.5.5項の一般的要件に適合するものとする。
1.5.1 ATNとの互換性
VDLシステムは、相互運用性が保たれるようにATNの中でサブネットワーク・サービスを提供するものとする。
1.5.2 データ透過性
VDLシステムは、コード及びバイトに依存しないデータ転送を行うものとする。
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